街の小さなマーケット
キルギス編パート3です。
出発前に、ガイドさんがお水を買いたい、と小さなマーケットによりました。
ウズベキスタンもそうでしたが、大きくて綺麗なスーパーもありますが、中央アジアには写真のような小さな商店もたくさんあります。
思い思いの派手なお店だったり、そうでもなかったり。
オーナーのセンス次第ですが、チョルポンアタで寄ったマーケットはコカ・コーラで装飾されて派手派手でした。
私も一緒についていきます。ローカルのお店、大好き!
ここは街から少し車で行ったところにあるお店なので、自分だけではなかなか行けないお店。
こういうお店に入るときはやたら、ワクワクします。
観光地も楽しいけれど、観光地でも何でもないこういう「日常」を楽しめる場所は更に楽しい。
何かの記事に載っていたけれど、「最近の人は“見たことのない景色”や”ガイドブックに載っていない場所”を旅行することを好む」んですって。
テレビや雑誌で見たことのある景色をツアーで訪れたり、ガイドブックを持って自分で訪れるのも楽しいけれど、知らない場所を歩いてみたり、知らない場所で何か素晴らしい景色や面白いものを見つけた時の感動や楽しさは中毒的なものがあるので、分かるかも。
ミニ商店の中です。
食料品がメインの商店でした。
一通りの調味料や食料が揃っていて、お菓子も売っています。
卵が。。。常温で出しっぱなしなのが気になりますが、大地広がるキルギスなので産みたてかもしれません!
ところで中央アジアで面白いなぁ~と思ったのが、お菓子の量り売りです。
ウズベキスタンでよく見かけたんですが、写真の手前にある赤い箱のような形で、開封した状態で売られています。
お店によっては素敵なお化粧箱ではなくて、箱にかぶせたビニール袋の中にたくさんのお菓子が入っていて、グラム売りしていたり。
お菓子がズラーっと並んでいて好きなものを取るんだけど、置きっぱなしのお菓子なのでいつ作ったのかが謎過ぎてちょっと不安に思っていたら、
「今朝作ったんだよ!新鮮だよ!」
って言われたんですが、、、30㎝以上高さのあるクッキーなので、絶対そんなことない(笑)
埃をかぶってるわけでもないので、比較的新しいクッキーなんだと思いますが、謎の量り売りでした。
しかも自由にお味見OK。
気になるものを食べてから決められるんです。
一口お菓子、食べ放題!
昔の日本でも、露店で量り売りのお菓子が出ていて子どもはお裾分けを貰えたりしていたので、ちょっと懐かしく思いました。
良い意味で緩く、人間味あふれるやり取りを楽しめるキルギスでは、お店に行くたびに癒されました。
キルギスの街モスクは小さくて可愛い
キルギスでよく見かけたモスク。
玉ねぎドームがこじんまりしていて、主張しすぎていないのが特徴です。
キルギスのイスラム教はスンナ派。
約16億人いるイスラム教徒は全体の9割がスンナ派、1割がシーア派と言われています。
シーア派が最も多いのがイランで、国民の90%がシーア派で、国教もシーア派。
世界で唯一、シーア派を国境としている国がイランです。
正直なところ、イランに旅行した時にイスラム教の大きな違いは感じなかったけれど、それぞれの宗派は大きく異なり衝突も多い。
個人的には敬虔なイスラム教徒とされるイランを旅行した時にプチ痴漢によくあったので、シーア派男性の印象はあまり良くないです。
◆お祈り回数:スンニ派5回/日、シーア派3回/日
◆指導者のお墓参り:スンニ派しない、シーア派する
◆偶像崇拝:スンニ派禁止、シーア派緩い
◆祭りアーシュラー:スンニ派しない、シーア派する
※アーシュラーはフセインの死を悼む祭り
イスラム教の方々は個人、個人はとても優しくてハートフルな人が多いので好きなんですが、団体や政治的な事になると、、、熱狂的で「我こそが正しい」という思想の方が多いのでちょっと困惑します。
宗教って本当に難しいな、、と思うのはいつもイスラム教です。
ドライブ中は可愛らしい看板も沢山見かけました。
だだっ広い道路の途中には点々と街や村があります。
その街や村の入り口が分かるように、派手派手な大きな文字で看板があることが多かったです。
日本ではなかなか見ないカラーバリエーションやデザインで、見ているだけでもとても楽しかったです。
絶景が続く
イシククル湖は琵琶湖の9倍の大きさを誇る湖。
ソ連時代は政府高官のリゾート地で、観光客は入れなかった場所です。
◆長さ 182km
◆幅 60km
◆面積 6,236 km2
◆周囲 688km
標高は1,606mという高地にあるのに、冬でも凍らない摩訶不思議な塩湖。
天山山脈に囲まれた美しい景色は日本では見られない絶景!
と言いつつ、一部を切り取ると少しだけ白馬の景色に似ているなぁと思い親近感が湧いてました。
山側の景色も大草原が広がり綺麗。
たまに家畜の群れに出くわします。その大群っぷりが、日本では絶対に見られないレベル。
アルメニアとアゼルバイジャンの国境沿いも放牧している家畜が多かったけれど、ここキルギスの放牧量は半端なかったです。
この写真でも1/3にもいかないかも。
さすが遊牧民の国。
アニメや映画でしか見たことがなかった景色もここで見れます。
キルギスでは日本の日常生活では出会えない空間が広がっていて、特に自然が素晴らしい。
都内に住んでいる私は、道路沿いに無理やり植えられた街路樹や、コンクリートから逞しく顔を出して花を咲かせているタンポポ、わざわざ見に行く桜並木やお金を払って入る整備された庭園が日常の景色。
どこまでも伸びる大地、7,000mクラスの山々に囲まれたその景色は心から感動し、心身ともに気持ちよく思えました。
街への入り口には不思議な鉄橋?があったり、海外には未知のものがいっぱいです。
この辺りは観光地でも何でもないので、ガイドさんに聞いても彼女も分からずでした。。
草原にはぽつぽつとユルタが見えます。
お土産屋さんだったりホテルだったりと、その用途は観光目的が多いですが、今も現役の遊牧民の方々は普通に使っているようです。
ユルタは冬は暖かく、夏は涼しいんですって。
他のツアーになるけれど、ユルタを自分たちで建てて、そこにお泊りするプランもありました。
夏だったら満点の星空を楽しみながらユルタ泊を楽しめそうです。
次はMuseumへ。博物館自体は小さいんですが、広大な敷地に建っていてとても気持ちの良い場所でした。
整備されていない土地も多いに、ここだけ急にきれいに整備されています。
次の記事で、博物館について書きますね。
そして、クライマックスイベントの温泉SPAも!
見所満載のキルギス編は次で終わりです!
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どのガイドさんも親切で丁寧な人ばかりで、今まで一度も嫌な思いはしたことありません。
なのでとてもお勧め。
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