世界一危険な市場、メークロン市場をご存じですか?
別名「折り畳み市場」と言われるこの場所は、現在使用中の線路の上にマーケットを開き、電車が来たら、本当にギリギリのところで、慌てて即座に商品をしまう光景が有名です。
やらせでも何でもなくて、商品をしまうそのタイミングと、電車の来るタイミングはわずか数十秒。事前に、警備員が電車が通るアナウンスをしますが、何せ出してる商品が多い。バタバタ閉まっていても、追いつかないお店もあるから面白い!何なら、商品をしまっている傍からオレンジ色が目立つ、華やかなメークロン列車が線路を通過していきます。
マーケットギリギリに走るので、見ているだけでスリリング!
この光景、TVなどで見た人も多いのではないでしょうか。
ここは私がずっと行きたかった場所の一つ。
あの迫りくる電車の目と鼻の先で、バタバタと商品をしまう臨場感あふれるマーケットのダイナミックな動きは、日本各地どこに行っても見ることが出来ない特別な景色です。
そもそも、何でも安全志向の日本では、線路沿いにマーケットを出すこと自体許されませんもんね。。。
\バンコクのツアーも充実!HISでタイ旅行を探してみよう/
なぜ線路に上にマーケットを開くの?
そもそも、この市場には正式名称があります。
正式名称は「ロムフープ市場」タイ語で「傘を閉じる」という意味だそうです。
ここはもともとは私鉄駅。
それが第二次世界大戦後にタイ鉄道が国有化されたのを機に、線路脇の国有地に貧困層が無許可で家を建て、商売を始めます。
国有地に貧困層が集まることは全世界でよく起こりうること。治安が悪くなることが多いなか、メークロン市場は世界各国から観光客が集まってくるのだから凄いですよね。
市場にいる方々は皆さん、優しくてお喋り上手。タイ語なまりの英語や、カタコトの日本語で沢山話しかけてくれますよ。
メークロン市場までのアクセス どうやって行く?
メークロン位置までのアクセス方法はいくつかあります。
が、個人的にはツアーの参加がお勧めです。
ツアーですとメークロン市場だけでなく、水上マーケットや、道中にあるお寺、塩精製所など様々な箇所に行ってくれます。
途中、ドライブインに寄ったりと、道中も楽しかったです。
ツアーは日本の旅行会社も良いですが、現地のツアーの方が安くてコスパ良いです。
ちなみにツアーの検索なら、VeLTRAがお勧め!
現地のツアーで何回も予約していますが、どの国でも毎回とても良いガイドさんが付いてくれて、プラン以外の場所も連れて行ってくれたり、サービス精神が多い人が多く楽しい時間を過ごせました。
ベルトラお勧め!
自分たちで行くのも良いですが、調べることが多すぎて割と大変です。
電車の時間やバス乗り場などを調べたり、乗り換えがあるならそれぞれの時刻表チェック、乗り場チェック等とても大変。また駅に着いてから目的地までのアクセスも考えなければなりません。
旅のプロの私でも、個人で行くのは調査が面倒だなぁと思うこともあります。
ツアーだと、自分が知らなかった、ローカルならではの良さげなスポットも行けるのでお得感満載です!
そしてやっぱりガイドさんがいてくれると、安心できます。
★メークロン市場までのアクセス★
<TAXI>
バンコクからメークロン市場までノンストップ(片道約2.5H)(往復2000バーツくらい?)
<電車>
バンコク 国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅からまはーチャイ駅へ。
マハーチャイ埠頭から渡し船でバーレーン駅へ。そこからメークロン駅行きに乗車(片道約2.5H)
<乗り合いバス(ロットゥー)>
小型バスで相乗り♪(片道約2.5H)(100バーツ以内)
メークロン市場でスリリングな写真をたくさん撮ろう!
わずか5cmほど目の前を走るメークロン鉄道。
近くに来ると分かっていても、実際に電車が近くに来たときは心配でドキドキしました。
警備員の方がいるので、事故に繋がるような事はなく、安心な場所なのにやっぱり怖い!
ここは来てみないと分からない、本当に楽しい場所でした。
線路脇にはお店も沢山並んでいますので、ショッピングも楽しめます。
生活用品や食料品が多い印象ですが、その中にも時おり雑貨屋やお土産屋がありました。
可愛い小物やバッグもあって、お買い物もとても楽しかったです。
バンコクから少し距離がありますが、このスリリングな光景は何にも代え難きもので、絶対に行くべき!だと思います。