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キルギス人の優しさに触れた夜。ツアー前日に突然のドタキャンアクシデント発生

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ビシュケクの夜の街を散策

カザフスタン アルマティからバスで国境を越え、約5時間かけてたどり着いた63か国目の国、キルギス。

キルギスについての情報は地球の歩き方に書いてある数ページの情報のみ。

バスターミナル、ホテル、ホテルから割と近い場所にダウンタウンのようなショッピングエリアがある。

かなり薄い情報しかありませんでした。

まぁ、でも何とかなるでしょう♪

 

移動やホテルには細心の注意を払って、様々なリスクを想定して割と細かいところまで調べるのに、着いてからの行動はあまり計画性がなくて行き当たりバッタリ。

その行き当たりバッタリが、実は今回の旅で大幅なスケジュール変更を強いられました。

 

イシククル湖2泊の予定を急遽変更 湖畔宿のオーナーが愛にあふれてる

実は今回の旅、カザフスタンアルマティからイシククル湖に一気に行く予定でした。

地図を見て判断したんだけど、9月の時点では、アルマトイ→キルギス チョルポンアタのまっすぐ下るルートが表示されていたんです。Google mapに。今の時期は表示されないみたい。

てっきり真下に行けるものだと思って、チョルポンアタで1泊。カルカラで1泊を予定していました。

チョルポンアタで予約した宿の方がとても親切だったので、チョルポンアタ周辺のツアーについて聞きました。

すると。。。。

 

「観光したいところが幾つかあるんですが、ツアー会社とかありますか?」

オーナー「観光所はあるけど、サマーシーズンは終わったよ!」

「? 終わったといっても、観光はできるんですよね?」

オーナー「うーん。。チョルポンアタ周辺でツアー予約は難しいかもしれないよ。

ビシュケクからなら、ツアー会社が幾つかあるから、ビシュケクから観光でイシククル湖に来たほうがいいよ!

今のシーズンは、イシククル湖のツアー会社もCloseしてるし、バスもあるけれどかなり大変だと思うよ」

「・・・・・」

オーナー「あと、チョルポンアタからカラコルはかなり距離があるから、2泊3日で両方行って、さらに観光するのは難しいよ。ビシュケクからツアーで来たほうが良いよ!」

 

 

まさにこんな感じでした。。。

キルギスでは絶対にイシククル湖行く!って決めて、色んな方のブログを読んで宿泊先等を決めたはずだったのに。。。

9月もサマーシーズンって、どこかに書いてあったけど。。。

 

イシククル湖では6月~8月がサマーシーズンでした。

 

そこでオーナーが提案をしてくれます。

オーナー「キャンセル料とかは要らないから、チョルポンアタでの宿泊はやめにして、ビシュケクベースで観光しなさい」

「え、、、だって、もうキャンセル無料期間過ぎてますよ!しかも、お土産も買ってきてますし!!」

 

とても親切に色々と教えてくれてたので、日本からお菓子をお土産に買っていってたんです。
せめてものお礼と思って。

 

オーナー「Oh! So Lovely!!! Thanks!! でも、やっぱりここに来ても観光できないから、ビシュケクからツアーに参加しなさい。キャンセル料は要らないし、また夏に来てくれたらいいよ」

オーナー「ロシア語のサイトになるけど、イシククル湖のツアー会社を見つけたよ。値段も安価でよさそう。英語を話せるスタッフもいると思うから、メールかWhat’s upして聞いてみるといいよ」

 

そういって、ロシア語のツアー会社を教えてくれました。

もうね、本当に親切で、ゲストとイシククル湖への愛にあふれた素晴らしいオーナーでした。

愛にあふれたオーナーが言うんだから間違いないな、と思って、急遽予定変更。

オーナーが教えてくれた旅行会社にコンタクトを取り、日帰りのイシククル湖ツアーを予約。

日本人向けのツアー会社価格の1/5ぐらいの価格です。安い!

What’s upで連絡を取り、英語で予約できました。
ツアーはロシア語で行われるけれど、ハイキングや観光なので言葉は分からなくても良いかなと思っての予約です。

 

 

もう一つのカラコルの宿は無料キャンセルは出来なかったけど、4,000円位だったのでこちらは仕方ないと諦め、ビシュケクからツアーに参加することにしました。

実際にイシククルに行って分かったけど、確かに。。ほとんど人のいないイシククル湖でした。

それはそれで楽しいけど、効率よく周れるツアーに参加したことで、様々な景色を楽しめました。そのレポはまた別記事で。

 

愛にあふれたオーナー Eden hotel

PRになりますが、本当に素敵な優しいオーナーだったのでご紹介です。

チョルポンアタのビーチ近くにあり、ビーチまで3分!

市場も近く徒歩10分ほど、パティオがあったりホテル自体がのんびり過ごせるようで口コミもとても良いんです。

中心地からは少し離れているけれど、不便を感じない立地。

何よりオーナーがとても親切なので、とても良い時間を過ごせると思います。

 

サマーシーズンだと、ビーチで様々なアクティビティを楽しめるので、ぜひ夏にチョルポンアタに行く方はEden hotelも一つの候補にしてみてください。

 

事件発生 前日の18時にツアーキャンセルの連絡

まだ外は明るかったので、短い時間ではあるけど早速、ビシュケク観光に出発です!!

と身支度をして外に出たあたりで、、、What’s upに連絡がありました。

先ほど紹介した、ロシア語のツアー会社です。

「Sorry!ツアーだけど、人数集まらなかったから明日は延期になったよ!日曜日はどう?」

 

 

「え?何言ってるの?もう18時だよ?! 明日のツアーだよ?

私は明後日(日曜)の朝にはビシュケクを出るから、延期は無理だよ!」

旅行会社「OK!」

「え?OKじゃないんだけど。ツアー開催してよ!だって、前日の18時だよ!」

旅行会社「うーん。でも人数が揃わないから、無理だよ。日曜ならOKだよ!他のツアーなら決行するよ!イシククル湖じゃないけどね」

 

詰みました。。。

お先真っ暗。

目の前にあるイシククル湖に行けない。。。。

もうほんと、海外あるあるとはいえ、まさか前日の18時にキャンセルされるとは思ってもみなかったし、65か国行ってますが初めての経験です。

自分でマルシュートカで行くのも大変そうだし、Yandexだとかなり高い。

でもどうしてもイシククル湖にはいきたい!

どうしよう、、、と途方に暮れてる時間もない!!

 

ホテルフロントに相談してみる

今回、急遽決めたホテルは、満室が多かったため少し高級ホテル(4つ星)でチョイス。
と言っても、1泊15,000円くらい。

高いなぁ。。と思ったけど、口コミも良かったし大使館近くにあるので治安も良さそうと思ってチョイスしました。

 

結果、この選択が大正解!

 

Ambassador Hotelは4つ星ホテルなので、フロントに旅行会社のパンフレットが置いてありました。
そこで、事の顛末をフロントの女性に話したところ、「知ってるツアー会社に連絡してあげる!」と言って、空きのあるツアーを探してくれたんです。

 

10分ぐらい待ったかな。
何か所か電話してくれて、空いてるツアーを探して出してくれました。

 

フロント「プライベートツアーが予約できるよ。イシククル湖に行って、小さな絶景をハイキングしたり、博物館に行ったり、チョルポンアタにも行くみたい。ガイドとドライバーがついて、250,000ソム!」

 

約40,000円・・・・高い・・・・

けれどせっかくここまで来たのにイシククル湖に行かないわけにはいきません。
マルシュートカでイシククル湖に着けたとしても、そこから観光に行けない。
Yandexがあるかも分からないし、イシククル湖に行って、渓谷に行かないなんて遠くまで来た意味がない。

 

私「OK!!ありがとう!!!参加するわ!!! でも、、、お金が足りないからおろしてくるね!!!」

 

高いと思っていたツアー会社でしたが、結果素晴らしい旅となり、またガイドやドライバーも良い人で本当にこの時決断して予約して良かった、と今でも思います。工程には入っていないお店に連れて行ってくれたり、おいしいお菓子を沢山くれたり、って食べることばかりですが(笑)

 

フロントの方もとても親切で、ホテルのオーナーと言い、改めてキルギス人の優しさに感動します。

人の優しさが私が子供のころの日本にそっくりで、知らない人にも分け隔てなく優しくしてくれる心温かい人が多い。

金銭的な面でいえば裕福ではない国に入るけれど、心根の優しさや、温かさ、フレンドリーさはかなりハイレベル。

優しい気持ちになれる国でした。

ツアー会社:Silk Road Manas Travel(Trip Advisor

 

 

秋葉原のような繁華街、ビシュケクの TUMの夜

ホテル近くのATMでお金をおろし、明日の旅行代をゲット。
無事にイシククル湖へのツアーが取れたので、安心して繁華街に向かいました。

繁華街へはバスも出ていたし歩ける距離だったけど、時間もないので迷わずYandexチョイス。
500円ぐらいで到着です。

チュムにはデパートが幾つかあり、賑やかそうだったのでここにしました。

こういった繁華街がいくつかあるみたい。

もっと時間があったら色々行きたかったです。

 

TUMは電気街のような感じの看板が多く、ちょっと秋葉原のような雰囲気がありました。

それもそのはず、デパートの一つは1階が全て携帯ショップ

こんなに携帯屋さんがあって、商売になるの?というぐらい、似たようなお店が集まっていました。

でもすっごい活気がある。どのお店にも人がたかっていて、かなり人気のようでした。

5階フロアにはお土産屋さんもありました。

フロアにはお土産屋さんが何店舗も入っていてお土産探しには最適です。

キルギス産のお土産がたくさん並んでいます。

モコモコのスリッパや帽子、手作り感あふれる巾着袋や毛皮の帽子。マグネットもありました。

ここに来れば良いお土産が見つかると思います。

お店には高校生ぐらいかな?若い女の子が店番をしていたんですが、とても恥ずかしかったのかはにかみながら、「May I help you?」って声をかけてくれて、そのあと少しお話したんですが、めちゃめちゃピュアで可愛らしくて、心温まりとても癒されました。

キルギス人にとっては日本人が珍しいみたいで、とても話したそうにしている姿や話しているときの嬉しそうな顔がとても印象深く残っています。

デパートはとても綺麗で明るかったです。

ロシアなんかだと薄暗いデパートがあったりするんだけど、キルギスのデパート、は中に入っているお店のグレードの違いはあるけれど、設備は日本とそんなに変わらない感じがしました。そういう意味でも、GDPだけではその国の本当の様子は分からないなぁと思います。

 

キルギスは全体的に交通量も多いです。

繁華街だからなのか、かなり賑やかでした。クラクションもあちらこちらで聞こえてくるし、運転も日本のように整然としてる感じはなく、アジア!って感じです。

 

遅くなればなるほど人出が多くなりました。

出店も多く出ていてかなり賑わっています。

イスラム教って大家族が多くて、みんなでお出かけする光景をよく見かけます。

大人数でわいわいやっていて、本当に楽しそう。

イスラム圏の旅行は異文化に触れられて、建物も美しいので旅行先としてかなり好きなんですが、お食事の時は周りに大家族が多いのでちょっと寂しくなります。

素敵なカフェも多いし、とても大きなスーパーマーケットもありました。

品ぞろえも良く、輸入品も多かったです。ロシアからの製品も多く、ロシアと言えば!のアリョンカチョコも沢山ありました。

美味しいんですよね。私は結構好きな味。

今までは結構大量買いしていたんですが、これを買うとロシアにチャリンとお金が入るのかぁ。。と思うとウクライナとの戦争が頭をよぎrちょっと微妙な気持ちに。ちなみに写真右下に写っている「ROSHEN」はウクライナのチョコレートブランドです。

このROSHENブランドもチョコレート、クッキーと色々出していますが、めちゃめちゃ美味しい。

見つけたらぜひ食べてみてください!

コーヒー屋さんに並ぶキルギスガールズ。

そうそう、キルギスでも入ブランドの偽物が横行していて、普通に普段着として着てる人が多かったです。

偽ブランド製造は犯罪行為だし、素材が雲泥の差なのはわかっていても、こんなにも普段着として横行しているのを見ると、「ブランドって何だろう?」と考えてしまいます。

 

TUMエリアを色々散策してみたけど、目新しいものもなく、欲しいものもそんなになかったのでお土産とお菓子なんかをちょこっと買ってご飯を食べに行くことにしました。

 

ケバブ屋さんでお夕飯

TUMエリアに大きな綺麗なレストランがあったので、ここにしてみました。

 

店内はボタニカルな感じで広々としています。

かなり混んでいて、ウエイターさんがなかなか来ません。でも海外あるあるなので、のんびり待ちます。

ここはシーシャを吸える店のようです。

トルコケバブのお店なのでハラルフードです。

アルコールではなく、TEAを飲みます。

ファミレスのような感じだけど、椅子も大きくてさすが大家族文化!

一人で来てる人はいませんでした(笑)

イスラム教の国は家族や友達と行動することが一般的なので、じつはこれが少し寂しい。

 

紅茶を飲みながらお料理を待ちます。

お料理はそこまでお腹がすいていなかったので、小さめのケバブにしました。

大好きな豚肉が全くない文化ですが、チキンやビーフ、マトンは普通に食べられます。

私はマトンが苦手で、ビーフもものによっては匂いが気になってしまうので無難なチキンチョイスです。

 

暇だったので、買ったものの撮影会をしてました。

アリョンカチョコレートは、結局買っちゃいました。

あとはキルギスコニャック。白はちみつ。ココナッツのお菓子とチョコレート。そしてイタリアのクッキーです。

キルギスやウズベキスタンはイスラム教国なのに、お酒を造っているんです。

お店によっては普通にアルコールの提供もあって、飲めます。

同じイスラム教でも、イランなんかはお酒が全くなく、持ち込みも罰せられるほどなのに。
同じ宗教でもこうも違うのか、といつも思います。

レストランの大きな窓から見えるキルギスの日常。

出店も出ていて賑やかな夜が楽しめます。

夜になると結構寒いキルギスですが、お店の中だと暖かいので少しのんびりして過ごしました。

日本と同じようにとても平和で、緊張感無くのんびりできるお店です。

 

ケバブが来ました!

ミニご飯、サラダも付いています。

ちゃんとや焼かれていて、とても美味しかったです!

海外だと味が合わない事もよくあるんですが、ケバブはほとんど外れなしです。

しっかり野菜もご飯もとれるし、イスラム圏では迷った時のケバブ料理です♪

このレストランは割とお安めで、TEAとケバブで1,000円弱ぐらいでした。

 

ホテル内TIMES BARでお疲れビール

ほんの一部だけどビシュケク観光を楽しみ、帰りもYandexでホテルに帰りました。

ホテルにはバーがあったので、疲れた体を癒すために、1杯だけお酒を飲みに行きました。

普段、一人旅の時は朝から晩まで観光に出かけるので3つ星ぐらいの比較的安いホテルをチョイスするんですが、今回は本当にたまたまでしたが4つ星ホテルにして良かった!

 

良いホテルは、西洋のライフスタイルをそのままに、ゴージャスなお部屋と最高のホスピタリティを得られるので疲れた体を心底癒してくれます。

BAR併設なのも本当に嬉しかった!

TIMES BAR:TripadvisorでTimes Barを見る

BARは宿泊者たちなのか、まぁまぁ人がいました。

ソファ席ではいわゆるBARらしい雰囲気。それぞれ大きなソファーに一人ずつ座っています。

外にも席があり、夜景を楽しむことができます。

ビシュケクを一望、とまではいなかいけれど、割と広い範囲の景色が楽しめます。

ここは朝食会場でもあるんですが、朝のほうが景色は綺麗です。

輝かしいゴールデンの建物はホテルでしょうか?

ビシュケクは都会なので、シェラトンやラマダなどの高級ホテルもあります。

物価が安い国なので、5つ星に泊まってもそこまで高くなく過ごせるかもしれません。

優しい夜景です。

特に、、、これといったランドマークもありません。

星もそんなに見えませんでした。

メニューにはスイーツも!

お腹いっぱいだったのでビールだけ頼みます。

金額も良心的で、ホテル料金とは思えないですね。

お酒の種類も豊富です。

コニャックはもちろん、ワインやカクテルの品ぞろえも良かったです。

ワインリストもありました。

ここはローカルの人も来るみたいで、とてもドレッシーな女性とスーツの男性が入ってきたりもしました。

夜景も見えるしデートコースだったりして♪

アルコールメニューです。

結構充実してますよね!

私は1杯で退散しましたが、長時間飲んでいる方々もいらっしゃいました。

のんびりお酒が飲めるから、とても良いバーでした。

ローカルビールを頼んだんですがなぜかストローがさしていました。

キルギスの方はストローで飲むのかな?

ローカルビールは名前を忘れてしまったんだけど、ライトで飲みやすかったです。

今日は1日、バスでの長時間移動の後の観光。

窓から見える景色がとても楽しかったけど、やっぱりどこか疲れているのかな。

割と幅広い行動だったのでビールが体に染みわたり、めちゃめちゃ美味しかった!!

 

ホテルのバーはそのままお部屋に戻れるのが良いですよね。

1杯だけ飲んで、お部屋に戻り、明日のイシククル湖ツアーに向けてこの日は一日を終わりにしました。

 

次はイシククル湖ツアーの様子をアップします♪

 

  • この記事を書いた人

ゆめたび

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