芝大神宮に導かれた2024年お正月
2024年の三が日、増上寺に初詣に行った際、導かれるように辿り着いた芝大神宮。
当初お参りの予定はなかったんですが、増上寺を出た後、不思議なくらい引き付けられた大門側の鳥居。
そういえば、増上寺から大門に行ったことがなかったなぁ。
ちょっと門の先まで行ってみるかな。と思い、テクテクと歩き始めました。
「大門に行くなら、有名な芝大神宮も寄ってみよう!」という完全な思い付きでしたが、不思議とどんどんと浮かんでくる「アクション」に乗っかって、気の向くまま、思いつくままに動いてみました。
そんな軽い気持ちで訪れた芝大神宮でしたが、お正月ということもあり、夕方17時頃に到着したにも関わらずかなり多くの人が並んでいました。
商店街にまで伸びる大行列。遠くの方に白い鳥居が見えます。
かなりの人が並んでいましたが、行列にありがちな不満たらたらな雰囲気が全くなく、文句を言う人もゼロ。
普段よりも行列が短いのかな?と思うほど、皆さんマナー良く並んでいました。
芝神宮はそこまで大きな神社ではないので、お参り後は割とすぐに境内を後にしている人が多く、そこまで待つことなく境内に上がることができました。
関東のお伊勢様とも呼ばれる大パワースポット!
「芝大神宮」は知る人ぞ知る、関東のお伊勢様。
伊勢神宮と同じ御祭神で、Wikipdeiaによると東京都内では珍しく、伊勢神宮外宮の主祭神である「豊受大御神」の神札を授与しています。
かなりのパワースポットとして有名で、<金運><縁結び><商売繁盛>のご利益を求めてくる人が多く、仕事始めの日には名だたる企業がその年の商売繁盛を願いご祈祷に訪れます。
大鳥居のすぐ横に奉賛社の札がありましたが、かなりの企業が芝大神宮に奉賛しているのが分かります。
これを見ると更に偉大なるパワーを感じます!
実際のご利益の大小は分かりませんが、これだけ多くの企業が芝大神宮を大切にしていると思うと、形は変われども非常に多くの方々から1000年以上も愛されてることにロマンを感じます!
芝大神宮のあれこれ(主祭神・歴史・ご利益)
芝大神宮メモ
【御祭神】伊勢神宮の内宮・外宮の主祭神
▶天照皇大御神 – 伊勢神宮内宮の主祭神
▶豊受大御神 – 伊勢神宮外宮の主祭神。東京都内では珍しく「豊受大御神」の神札も授与している。(引用元:Wikipedia)
【歴史】1000年以上続く由緒正しき神社
▶1005年:現在の芝公園内、当時「飯倉御厨」と呼ばれる伊勢神宮の荘園に伊勢神宮の内宮、外宮の御分霊を祭り創建
※源頼朝が飯倉に御厨を寄進したという言い伝えあり
▶1598年:徳川家康による増上寺移転により、現在の芝公園内から現在の地に移転
【東京十社のひとつ】東京の鎮護と万民の安泰を祈る神社として選定された10社
▶1975年(昭和50年)元准勅祭社12社の内から東京都が定めた10社のうちの一つ
※12社(日枝神社・根津神社・芝神明宮・神田神社・白山神社・亀戸神社・品川神社・富岡八幡神社・王子神社・赤坂氷川神社・六所神社・鷲宮神社)※太文字が東京十社
【だらだら祭り・太良太良祭り(生姜祭り)】
▶9月中旬に開催の約10日間にも及ぶ秋の祭礼!
※「11日間にも及ぶ開催期間が長い」こと、また「この時期が長雨の頃」ということから「だらだら祭り」と呼ばれている
▶別名「生姜祭り」
※昔はこの一帯が生姜畑で繁茂し、参道でも生姜ビジネスが盛んだったこと、そして祭礼中に生姜が配布されたことから名付けられる
※祭礼期間中は「御前生姜」という生きのいいショウガが授与される
※芝大神宮の生姜飴を食べると、風邪を引かないと言われている
▶生姜飴は境内で300円で販売しています!
【力石】
▶東京都港区指定の有形民俗文化財に指定されている石
▶「力競べ」や「曲待ち」を行った際に使用した石で、力持ち力士の伝承が残っている唯一の石がある
【宝くじ】
▶宝くじ発祥の地と言われいて、当選祈願に訪れる方も多い
▶都内で大当たりを出し続けているチャンスセンター売り場の方々も参拝!
強運(きょううん)の更に上をいく、強運(ごううん)御守とは?
由緒正しき芝大神宮をご紹介しましたが、源頼朝や徳川家康にも所縁あるこの神社。
ここで頒布される御守が、「強運」守り。(初穂料800円)
「きょううん」ではなくて、「ごううん」と読みます。
強運よりも強い運が授かるとされています。
この御守パワーがあるのか、かなり人気の御守で、完売してしまうんです。
完売する御守って、あまり聞かないので驚きました。
ご利益があるからこそなのでしょうが、それとともに、芝大神宮サイドで頒布数を制限しているのも理由の一つです。
この御守の特徴は、
その年ごとに【幸運色】が決まっているコト。幸運色で作られた御守は、男性用、女性用が用意されています。
完売後の再頒布無しで、5か月間お守りが買えない事態も
例年、完売することで有名な「強運御守」ですが、新年度の御守は毎年12月に頒布されます。
2024年度の強運御守頒布は「2023年12月2日」より開始されました。
しかし、12月10日には完売。
そう、たった8日後の2023年12月10日には頒布終了です。
その後、2024年1月1日朝8時から再頒布されまして、私が参拝した1月3日17時頃にはまだ御守がありましたが、昨年の動向を見ていると2月には完売して頒布終了しているので今年もどうなることやら。
1年のうちに何回か再頒布があり、2023年は2月~7月までの間に何回か再頒布されましたが、それも7月19日でALL完売。
2023年7月19日で、2023年度版の「強運御守」の年内頒布を終了しています。(参照:芝大神宮HP)
2023年もようやく半分ちょっと過ぎたところで、もう御守が入らないという事態。
次年度2024年(令和6年)版が頒布される12月までの、なんと5か月間!!
強運御守は入手できなかった事になります。
商売繁盛にご利益があると言われている神社ですが、芝大神宮それ自体は利益優先ではない所が素敵です。
女性用の御守と男性用の御守は、その売れ行きスピードにバラつきがあります。
2023年は先に男性用の強運御守の頒布が完了しました。
それほど人気の御守なので、私が訪れた2024年の初詣では、前の方が女性用強運守りを5体、男性用を2体買ってました。
ちなみに御守は、各御守り1人5体まで購入可能です。
ジェンダーレスの時代なので男性・女性と厳密に分ける必要はないようにも思いますが、心の性別で決めて良いものかな?
カップルやご夫婦で1体ずつ持つと、強い絆で結ばれるとも言われています。
好きな人と結ばれたい人、夫婦円満で過ごしたい方、強運御守で何かが変わるかもしれません!
強運御守の郵送頒布はあるの?
皆さんご存じのようにコロナ期間は自粛ムードがあり、実際に参拝することが難しい状況でした。
そのような状況を鑑みて、当時は郵送での頒布も行っていましたが、自粛ムードが解禁された現在は、郵送での頒布は行っていません。
社頭のみでの頒布となります。
メルカリに出品されている御守のご利益は。。。
実際に芝大神宮に参拝した人しか入手できない強運御守。
そういった背景もあり、残念なことにメルカリで強運御守がたくさん売られています。
初穂料800円の御守が1,800円や、ペアで3,500円などで出品されています。
喉から手が出るほど欲しい方もいるかもしれません。
けれど、誰だか分からない方が利益目的で購入した御守です。
神様がいるとしたら、そのような御守に神仏が慈悲の力を与えるかどうか、今一度考えていただきたいな、と思います。
北川景子さんとDAIGOさんも手にした御守?!メディアで多数取り上げられる芝大神宮
ちょっとミーハーなネタになりますが、北川景子さんとDAIGOさんが結婚した2016年1月11日より前に芝大神宮を訪れ、この強運御守を手にした、なんて記事が昔ありました。
占いで有名な星ひとみさんもサイトで「芝大神宮」や「強運御守」をお勧めしています。
(2023年1月4日テレビ東京系列「ソレダメ」で「明日すぐ行ける東京都を巡る!最強開運スポット巡り」で紹介)
芝大神宮でしか買えない御守「千木筥(ちぎばこ)」は、「マツコの知らない世界」で紹介されたりと、メディアでの露出もかなり多いです。
これだけ多くの人々に支持されているので、やはり強力なご利益があるんでしょう。
ご利益と言えば、絵馬にも大きなご利益があるそうです。
2枚組み合わさった絵馬の片方に自分の名前を、そしてもう片方に結ばれたい相手の名前を書くと願いが叶う!なんてことも。
芝大神宮には可愛らしい御守も多く、とにかく絵馬も御守も種類が多い。
今風の、キラキラした可愛らしい御守もありました。
これはパニック障害になってしまい療養を余儀なくされているカエル好きの友人に、「発症前の気持ちにカエル」の意味を込めてプレゼントしようと思って買ってきました。若ガエル、の方が気に入るかもしれないけど(笑) 期待するご利益は人それぞれですもんね。
写真だとちょっと色褪せて見えますが、もっとキラキラしていて可愛い御守です♪
プレゼントとして渡したいな、って思える御守も多く、自分にとって大切な人の顔が思い浮かぶ良い神社でした。
そういう意味ですでに「縁結び」のご利益が叶っているのかもしれません。
芝大神宮の場所と社務所営業時間
あまりにも有名な芝大神宮。
アクセス等はご存じの方が多いと思いますが、載せておきます。
社務所の受付時間等はイベントによって異なることもありますので、行く前にWEBサイトやTELで確認すると確実です!
関連情報
【場所】
〒105-0012 東京都港区芝大門1-12-7
TEL 03-3431-4802
FAX 03-3431-0793
【アクセス】
●電車
JR山手線・京浜東北線 「浜松町」北口徒歩5分
都営地下鉄浅草線・大江戸線 「大門」 A6出口 徒歩1分
都営地下鉄三田線 「御成門」A2出口 徒歩5分
●JR新幹線
「東京」からタクシーで12分
「品川」からタクシーで10分
「羽田空港」からモノレールで浜松町まで18分
【受付時間】
社務所受付:9時〜17時
御祈祷受付:9時〜16時30分
まとめ
導かれるように辿り着き、偶然手に入れた「強運御守」
入手困難と言えるほど大人気の御守を自然に手に入れられたのは、2024年の行く末が明るいことを意味しているのかもしれません。
東京都内でもパワースポットとして有名な芝大神宮。
強運御守だけでなく、願いにあった御守や絵馬があるので、成就したい願いや、結ばれたい人がいる方はぜひ、関東のお伊勢様である芝大神宮に参拝してみてください!
芝大神宮から徒歩10分弱位に立地する増上寺と一緒に訪れると、よりご利益があるとの噂も。
増上寺もとても良いお寺さんで、空気が良くパワースポットとして知られています。
良かったら是非2か所、訪問してみてください。
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東京都内であればアクセスしやすく、開運巡りも容易にできますが、これが地方となると<アクセス>の問題が出てきます。
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個人は勝てません。
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だって、予約取れないもん。
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他にも行きたいところがあったら探してみてね。