アスタナ航空で初めてのカザフスタン アルマティへ
11:25発の仁川空港から定刻通りに出発、そして15:15に無事にカザフスタン アルマティに到着!
約7時間のフライトです。
便はほぼ満席でした。何個か窓側が空いていたので、移動していい?って聞いてみましたが、全然ダメでした。。なかなか厳しいエアラインなのかな?
可愛らしいシートにはイヤホンと赤いバッグが置いてありました。
国際線だと、こういった可愛いバッグが付いてくるので楽しい。
アウトドア風のポーチで、旅行時に大活躍してくれそうなサイズと素材でした。
ポーチの中はスリッパ、歯磨きセット、アイマスク、耳栓が入っていました。
7時間弱のフライトなのに手厚い!
ブランケットはシートと同じ模様でした。
搭乗してすぐにリクエストして毛布をもらいましたが、隣のおじさんが登場後数時間経ってからリクエストしたけど、「もうない!」と言われてもらえませんでした。
荷物入れにたくさんあるのを見かけたんだけど、配布用はもう無し、という意味だったのかな?
アスタナ航空に乗る方は、最初にブランケット、もらっておいたほうが良さそうです!
アスタナ航空のドリンクは、お酒が充実していました。
隣のおじさんがキルギスコニャックが好きで、CAさんにリクエストしていましたが、ビジネスクラスでしか提供していないそう。
知り合いにビジネス席を譲った、と言っていたおじさんは、ズカズカとビジネスクラス席に歩いていき、ビジネスクラスのCAさんにキルギスコニャックをリクエスト。笑 無事にキルギスコニャックをもらって、嬉しそうに飲んでいました。
ゆるくて良い感じです。
日本にいると、ルールを守ること、周りに迷惑をかけないことが重要視され、自分の欲望や気持ちに蓋をするのが美徳とされている風潮がありつい言いたい事ややりたい事を我慢しがちですが、海外に出ると自分の欲望に素直な人が多く、また周りもそれを良しとする風潮があるので、素敵だなぁーって思います。
機内食です。
見た目は微妙ですがw、チキンは普通においしかったです。
パンは硬くてパサパサで、サラダは美味しかったです。
上空からの景色。
乾燥しているため、地面が土色ですね。
青っぽく見えるのが、琵琶湖の9倍あると言われている、キルギスのイシククル湖。
湖なのに塩度があり、マイナスになる地域なのに凍ることがない不思議な湖なんです。
それにしても飛行機がボロボロですね笑
アシアナ航空だと事前に座席指定ができるんですが、アスタナ航空はネットで座席指定ができず。。当日空席に窓側はなく、泣く泣く通路側に着席しました。上空からもっとキルギスやカザフスタンを見たかったんだけど、、残念。
飛行機ではキルギスのイシククル湖出身という男性と隣同士になり、なんだかとても気に入られて色々とお話ししていたので、あっという間にカザフスタンに到着しました。キルギス政府関係者なのか、中央アジアはもちろん、各国の首相や有名人と撮った写真をたくさん見せてもらって、楽しいフライトになりました。
カザフスタン アルマティ国際空港に到着
到着!
飛行場の真ん中あたりに着陸したので、バスで空港まで移動します。
天気が良くて気持ちいい!!と思ったけど、日差しがとても強い。。
土地が乾燥するのがよく分かります。
初めてのカザフスタン。初めての中央アジア!
本当だったら2020年に訪問しようと思っていた地。コロナでかなり遅れての訪問となりました。
カザフスタンで62か国目!
見渡す限り、広い空と山々で、中央アジアって感じです。
到着した時は気が付かなったけど、山々に雪がかぶってますね。
ちょうど私が訪問する2~3日前に雪が降っていたようで、美しい景色が見れました。
入国後の風景です。
小さい空港ですが利用者が多く、賑わっていました。
小銭を作るために、お菓子を購入。大好きなBOUNTYがありました。
昔はマレーシアでも安く売っていたんだけど、5月に行ったときはあまりお店で見かけなくて、見かけたとしてもとても高くなっていました。
中央アジアでは人気のお菓子なのか、どこに行ってもBOUNTYがありました。値段も200円行かないくらいで、国によっては150円くらい。ココナッツがぎっしり入っているチョコレートで、とても美味しいんです。
空港リムジンバスで市街地へ
空港からアルマティ市内まではバスが通っています。
79番のバスが空港内から出ているバス。
それ以外も86、92、106とありますが、これらは空港駐車場から乗車できます。
料金は80テンゲ。安い!
ただスーツケースを持ってバスに乗るのが面倒で、降車場所もわからないのでタクシー一択でホテルに向かいます。
eSIMでWi-fiは使えたのに、なぜかYandexを使わず、空港内のリムジンバスを選んじゃいました。
疲れてたのかな・・・
値段交渉したけれど一切値引きしてもらえず、しまいには「リムジンなのよ!うちは!」みたいに怒られて、しぶしぶOKしてリムジンタクシーに乗車。
料金は7,000テンゲ!約2,250円 高い!
でも料金は一律のようです。
WEBサイトに書いてありました → ANA(Almaty International Airport)公式サイト
空港から市内のホテルまでが一番気を使います。
着いたばかりだとその国の様子もわからないので、白タクに乗るのもリスクが高いし、、
一応女性なので、「安全を買う」という意味で多少の出費は仕方ないと思っています。
割ときれいな車が多いですよね。
ウズベキスタンやキルギスはびっくりするようなボロボロタクシーもいたけど、カザフスタンは都会です。
アルマティ市内
特にアルマティは旧首都なので発展しています。
建物はロシアのようなちょっと無機質な、単一な建物が多いように思いました。
ゴミも落ちていないし、思っていた以上にとても都会でびっくり。
カザフスタンも自然の宝庫の国なのに、都心からは想像できません。
アルファベットも多いけれど、カザフスタン語なのかロシア語なのか分かりませんが、キリル文字も多かったです。
キリル文字、かわいいですよね♪
グリーンの建物はモスクの入り口でしょうか。国民の70%がイスラム教ですが、カザフスタンもまたそこまで厳しくないのでヒジャブをしている人も少ないし、お洋服も普通の洋服の人が多かったです。
地下鉄に乗る
ホテルの近くには地下鉄の駅もあり、さっそく観光に出かけます。
中央アジア=大自然!と思っていたので、かなり近代化されていて、というか日本とそんな変りもなく都会で、ちょっと拍子抜けでした。
勝手に田舎と思わないでよ!と言われそうですが、まさかここまで都会だと思わなくて。。。笑
やっぱりその土地に来てみないと分からないですね!
カザフスタンは旧ソ連国なので、地下鉄のホームまでは長いエスカレーターが続きます。
旧ソ国はみんなこのスタイルですね。
シェルターにもなっているので、災害時や何かあった際はここに逃げることができます。
かなり深いところまで行きますが、特に空気が悪い感じもしないし、カザフスタンの地下鉄は割と明るい雰囲気でした。
地下鉄はこのコインのようなものを買って乗ります。
ウズベキスタンでは、クレジットカードにタッチ機能が付いていれば、そのままタッチで乗れるんですが、カザフスタンはこのコインが必要でした。マレーシアなんかのアジアと同じスタイルです。
カザフスタンの地下鉄もホームが綺麗なんですが、地下鉄巡りはしていないのでホテル最寄りの駅と観光先の駅の写真のみです。
とてもしっかり作られていますよね。モザイクスタイルでデザインされていて、立派な駅だなぁーって思います。
28人のパンフィロフ戦士公園 ゼンコフ正教会へ
一番来たかったゼンコフ正教会の最寄り駅まできました。
普通に都会です。
ゼンコフ正教会は1904年に完成したロシア正教会大聖堂。
1本も釘を使わずに建てられているそう。
28人のパンフィロフ戦士公園の中にあります。
私が到着した時間は見ての通り夜だったので、中には入れませんでした。
教会の中にあるイコノスタシスが素晴らしいそうです。
正教会の横にある広場では馬車を引く馬がいました。
ロシアに行った時も馬がいたけれど、なんか雰囲気あって良いですよね。
カラフルで可愛らしい正教会は、ロシアな感じがとっても出ているなーって思いました。
ロシアってカラフルで可愛らしいデザインが多く、教会も可愛いなって思うものが多い。
今はウクライナとの戦争でロシアに対してあまり良い気持ちは正直持てないところですが。。。
昼間見てもとても可愛いんだろうなぁと思える色合いです!
驚いたことに、教会の周りにはアジサイが咲いていました。
9月末でもアジサイが咲いていて、ちょっと不思議な感じがしました。
カザフスタンは冬にはマイナス20度にもなる寒冷地。寒暖差が本当に激しい国なんですね。
馬車に乗ると公園を周遊できるみたいです。何人か乗ってる方を見かけました。
ロマンティックだし、良い記念になりそうだけど、一人で乗るのはとても寂しい気がしたので写真だけ撮らせてもらいました。
ゼンコフ正教会から駅までの道
だいぶ暗くなってきたので、正教会だけ見てホテルに戻ります。
公園から駅までの道には色々なお店があってとても楽しい。
見たことないお店も沢山あって、海外に来た感じがします。
アジアだと似たり寄ったりのお店で、あまり海外らしさを感じられないことが多いので、ちょっと新鮮でした。
おしゃれなコーヒー屋さん。
COFFEE ORIGINAL。
お店の中には大きな絵が描いてありました。
ナザルパエフ元大統領?トカエフ大統領には似てないような。。。
それともお店の創設者でしょうか。なかなか濃い肖像画のあるカフェです。
そしてとても可愛かったお菓子屋さん。
日本でいうサーティワンのケーキ版って感じかな。
ローカルの人も次から次へと入っている人気店です。
なかなか派手なケーキが多いのが外国っぽい!
値段も3000円前後と良いお値段です。
カザフスタンの物価は日本より安いけれど、そこまで大きく安い!ということはなく、ここでもまた円安を感じました。
このお店、とても可愛かったのでマカロンを買ってみました。
味はまぁまぁかな。
期待しすぎてしまったのかもしれません。
でも可愛らしいお店で見ているだけでも楽しかったので、来れてよかった!
外にもスーパーによったり、お夕飯も食べたので、それはまた次の記事でアップします♪